アトピーの人が飲酒をするとかゆみが悪化する理由

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基本的に、アトピー治療にはお酒は厳禁です!
アトピーの人が飲酒をすると、かゆみが悪化する原因を
解説していきます・・・が
ストレスを発散するために飲酒している場合
マグカップ1杯程度の少量(適切な量)のお酒しか飲まない方
お酒を飲むのもアトピー治療の一環になります
m(_ _)m

 
 

飲酒が原因でアトピーのかゆみが
悪化する原因を解説していきます
残念ながら、このかゆみ対策の方法は
禁酒(お酒を飲まない)以外にありません

Contents

飲酒するとアトピーのかゆみが悪化する原因

 
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お酒のアルコールは、脳に働き抑制的な麻酔作用を引き起こすとともに
体中の血管を拡張させて、体の体温を上げてしまいます
顔が赤くなるのも、お酒の血管拡張作用が原因です
(>_<)

 
 
この抑制作用(麻酔効果)
体に与える刺激を少なくするため
かゆみがある場合、通常よりも
多く・強くかかないと
脳が「気持ちいい」と感じる物質を感じにくくなるのです
ヽ(´Д`;)ノ

 
 
これ+血管拡張によるアトピーのかゆみへの影響も相まって
飲酒をするアトピー症状が悪化してしまいます
それ以外にも、アルコール自体にかゆみを悪化する作用があるのです
(つд⊂)

 
 

アセトアルデヒドがアトピー性皮膚炎のかゆみを悪化させる!

 
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アルコールを摂取することで発生する「アセトアルデヒド」という物質です。
お酒を飲むと、アルコールは肝臓のアルコール脱水素酵素によって、分解されます。
一部のアルコールは、別の物質に分解されますが、ほとんどのアルコールは、アセトアルデヒドという有毒な成分に分解されます。

アセトアルデヒドは、肝臓によってさらに、酢酸に分解されますが、すべてのアセトアルデヒドが酢酸に分解されるわけではなく、
飲み過ぎてしまったり、アルデヒド脱水素酵素が十分に働かなかったりすると、アセトアルデヒドは分解されないまま全身に運ばれます

この全身に運ばれたアセトアルデヒドが、アトピー性皮膚炎に悪影響を及ぼしてしまいます。
また、二日酔いの原因も、このアセトアルデヒドがきちんと分解され切れなかったのが原因です。
また、酢酸になったアルコールは、筋肉やほかの臓器によって炭酸ガスと水、そして熱エネルギーに分解されます。
お酒を飲むと体がぽかぽかしてくるのは、この酢酸が分解されているからです。
酢酸に分解されれば。悪影響はほとんどありませんが、体が熱くなるこどで、
アトピー性皮膚炎の人は体が痒くなってしまうことがあります。そこで描いてしまったりすると、
アトピー性皮膚炎が悪化してしまうので注意してください。

全身に運ばれたアセトアルデヒドによるアトピー性皮膚炎への影響をご紹介いたします。
まず、アトピー性皮膚炎に大きな影響を与えるはたらきとして、
ヒスタミンの生産を促進するというはたらきがあります。アトピー性皮膚炎の治療薬として抗ヒスタミン剤が用いられるように、
ヒスタミンはアトピー性皮膚炎にとって「敵」です。


なぜ、ヒスタミンが生産されるのかというと、アセトアルデヒドは体のあらゆる神経を刺激してしまい、
免疫も同時に刺激します。そのため、ヒスタミンが放出されて、アレルギーをひどくしたり、
肌荒れやアトピー性皮膚炎の悪化につながってしまいます。

そして、アセトアルデヒドは、DNAとタンパク質と脂質に融合しやすい性質があり、
融合することで、これらを変形させてしまいます。どのように変形するのかというと、これらをかたく固めてしまうのです。

かたく固めてしまうとどうなるのかというと、血液がどろどろになったり、タンパク質の寿命が短くなってしまったり、
肌にも体にも悪影響が及んでしまいます。
また、アセトアルデヒドは、唾液などの中にも混ざり、これから口に含むものにも影響を及ぼします。とくに、
アレルゲンが口に入ったとき、いつも以上にアレルギー反応が強くなってしまう可能性があります。

ちなみに、全身にアセトアルデヒドが回っている状態で喫煙をするとどうなるのかというと、タバコに含まれているニコチンの吸収率を上げてしまい
、依存性を高めてしまいます。アトピーだけでなく、がんの発症率も上げてしまうので、お酒とタバコの組み合わせはおすすめできません。

 
 

少量ならばお酒を飲酒するのもアトピー治療には有効かも?

 
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先に紹介したとおり、お酒には麻酔作用があるので
日頃からかゆみに悩まされているアトピーの方にとっては
かゆいところを、より強く掻きむしってしまう原因になるのですが
お酒も少量ならば健康にはとても良いんです
ヽ(*´∀`)ノ

 
 
お酒を少量(マグカップ1杯程度が適量)を飲むと
体の血行が良くなり、冷え性などが改善する効果があるため
血の巡りが悪くなっていることが原因のかゆみを取り去ってくれる効果があります
( ‘-^ )b

 
 
また、お酒を飲むことでストレスを発散しているタイプの方は
禁酒することがストレスとなり、アトピー症状を悪化させることにも繋がります
かゆみをいつも以上に掻きむしってしまうよりかは
いつもどおり、ストレスお酒で発散してしまう方が
アトピー治療には有効な対策になるかと思います
m(_ _)m

 
 
アトピーを悪化させる原因の重要度
ストレス>お酒やタバコ と考えてください
それほど気張らずに、「そんなもんなんだ~」と気楽に考えたほうが
精神的に落ち着きますよ
(*≧∀≦*)

 
 
 


(↑アトピーにおすすめの保湿クリームです)
 
 
 
 
 

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