アトピーの方は食事に気をつけるべき?トータルで治すべきアトピーの特徴を考えると食事にも気をつけるべきです!
アトピー性皮膚炎は、原因の多くは、遺伝的素因(アレルギー体質)とアレルゲン(ダニ・ハウスダスト・食物(卵・牛乳・大豆)など)に関係しています
強いかゆみを伴う湿疹が、治まったり発症したりを繰り返し、かゆいので精神的ストレスや、掻きむしった皮膚に感染症が起こるなどの困り事が出てきます
いろんな原因が複雑に絡みあって起こる病気のアトピー性皮膚炎
原因が一つに限定されると、それを徹底的に避ければ良いのですが、原因がわからない、複数の原因が絡み合っているのが現状ですよね
アトピーをよくするためには複数の角度から、悪いものを取り去る努力が必要です
その一つとして食事にも気を配ることは大事なことです
Contents
アトピーの方の食事で気をつけたいこと
まず、卵、牛乳、大豆など特定の食品にアレルギー反応が起こる、食品アレルギーの場合はそれを避けることは言うまでもありません
しかし、そうでない場合は免疫力が上がるように・・・胃腸を丈夫にしておくこと
具体的には胃腸の負担になるような飲食物は、なるべく避けることがポイントです
胃腸が正常に機能しないと免疫力が下がるため、注意致しましょう
アトピーは免疫力が落ちると症状が悪化するので、免疫力が下がらないよう、胃腸に負担をかけない様にという訳です
よく噛んで食べることもお忘れなく(理想は30回噛む)・・・
冷たい飲み物は胃腸に悪い
例えば、食事中に冷たい飲み物を飲むと、一緒に食べた食品の消化を悪くします
理由は消化酵素が体温より高くないと働かないためです
アトピーは胃腸の負担を軽くして免疫力を上げておくことが大事でしたね
冷たい飲み物を食事とともに採ると、胃の中の酵素が冷たい食べ物に対して十分働かず消化を妨げます
食事の際は、飲み物は常温か暖かいものにしてください
免疫細胞は不消化のタンパク質を異物と判断する
例えば、タンパク質を食べたとき、よく噛まずに、冷たい飲み物で流し込んだ場合、消化酵素が十分働きません
胃で消化酵素が働かなかったタンパク質は長い鎖状のままでアミノ酸まで分解されない
大きな塊のまま腸に流れ込み、免疫細胞が大きなタンパク質を異物と判断してアレルギー反応を起こしてしまいます
アレルギー反応を起こして、アトピー症状を悪化させない為に、胃腸には負担をかけないようにしておくべきです
腸にいく食べ物は、胃の消化酵素でよく消化されたアミノ酸でなくては異物と判断されてしまいます
胃腸を丈夫にすると乾燥肌が改善する
アトピーの方は、大抵の場合お肌が乾燥していてバリア機能が衰えています
アトピーのジュクジュク状態が収まったら、お肌に潤いを与えてバリア機能が正常に働くように保湿クリームを塗って乾燥を防ぎますね
つまりはアトピーの方のお肌は乾燥しているという事です
胃腸が弱く、栄養が十分に吸収されないとお肌に栄養が行き渡らず、艶がなくなり乾燥するのです栄養をもらっていないお肌はやがて弾力を失い、陥没してシワが出来ます
アトピーの方に多い眼の下の斜めジワは乾燥が原因だと言われています胃腸に負担がかからないよう、胃腸を丈夫にしておくとお肌に弾力が戻り、アトピーが良くなり、乾燥もシワも無くなっていきます
胃腸とアトピー肌の乾燥は無関係のように思えて、意外と関係深いものですね
胃では酵素がしっかり働いてアミノ酸に分解出来るように、食事中の冷たい飲み物はぜひ控えてください
胃が正常に消化してくれると、腸では栄養素が異物と判断されずにアレルギー反応も起こしません
また食べたものの栄養素もしっかり吸収され、お肌が乾燥しない・・・と良いことの連鎖がおきます
アトピー症状改善のため控えたほうが良い食べ物
アトピーと食事は周り回って関係があるので、食事改善をした方がアトピーが悪化せず得策です
食材に気をつけるのは、お金もかかりません
かえってアトピーに良い食材は、価格が安いくらいです
アトピーの方に良い食材は、他の家族の方の健康にも良いものです
3ヶ月程を目安にアトピーに悪い食べ物を控えてみましょう
3ヶ月たって様子を見て、効果が上がっていれば、やる気もおきます
3ヶ月たったら不思議と好きだったケーキやトンカツもそう食べたくなくなります
アトピーに良くない食べ物一覧↓
食品大分類 | 食品名 | 良くない理由 |
甘い・カロリーが高い | ケーキ・チョコレート | 体に熱がこもる |
油もの・加工食品 | トンカツ・フライドチキン・ポテトチップス・ファーストフード | 胃腸に負担が掛かる・胸焼け |
辛い・香辛料が強い | キムチ、辛いカレー | 腸が傷み、即お肌に悪影響 |
高蛋白 | 牛乳・乳製品・卵・青魚 | 消化しにくい・胃もたれがする |
冷たいもの | アイス・冷たい飲み物 | 胃腸を冷やすので消化酵素が上手く働かなくなる |
コーヒー | コーヒー | 興奮性がある為、体の代謝が促進、エネルギーを消耗するので胃腸機能が低下する |
アルコール | 冷えたビール | 胃を冷やし消化酵素の働きを妨げ腸の粘膜を傷める |
たばこ | たばこ | ニコチンはステロイドと同じく血管収縮剤、血行を悪くし、お肌に悪影響 |
上の表にあるものはなるべく、避けるようにお願いします
それぞれ大好きなものが含まれているとは思いますが・・・
まず3ヶ月、避ける努力をしてみて、結果を観察してみてください
アトピー改善に意外と良いご飯と味噌汁
食べ物にはそれぞれ違う性質があります
体を温めたり冷ましたりするというものです
例えば夏に瓜を食べるとさっぱりして涼しくなったり、唐辛子を食べると体が熱くなったりします
アトピーの方は熱をためる食事をされている場合が多いと漢方では言われています
アトピーの改善にはご飯と味噌汁が意外といいのです
お手軽に用意できるものですのでぜひ、食してください
味噌汁のインスタント(ハイあさげやゆうげなどの袋入り)ではなく家庭で作ったものでお願いします
できれば白米よりもアワやキビの入った雑穀米の方がいいです
お米は胃腸を丈夫にする働きを持っているため、アトピーには意外とおすすめの食べ物です
味噌汁には豆腐、ワカメ、夏野菜を入れていただきましょう
野菜や果物はアトピー肌の熱を取る
アトピー肌の熱を取る効果がある食べ物は何でしょうか?
トマト、きゅうり、ズッキーニ、冬瓜、なす、キウイ、すいか、豆腐、豚肉です
アトピー肌に良い恩恵をもたらすので、ぜひ食卓に加えてください
またゴーヤ、きゅうり、緑豆には熱を取る事プラス解毒作用もあります
夏に弱りやすい胃腸の働きを助け、元気をつける食材もおすすめです↓
長芋、とうもろこし、枝豆、かぼちゃ、米、たこ、あじ、かつお、桃
他に、人参、小松菜、ごま、海藻も良いです・・・
コンビニ弁当は最小限に
コンビニ弁当は、美味しいですし、手軽で便利です
しかし売り物である以上、腐らないように合成保存料が要ります
見た目が引き立つように合成着色料も要ります
そして食材の良さをいつまでも保つ為に、添加物も入れなくてはいけません
アトピーを治そうとしておられるなら、コンビニ弁当は最小限にしていただきたいです
家庭で調理したものなら、多くの添加物も入れません
添加物等は異物となりますから、なるべく食しないようにお願いします
全般に言えることですが、よく噛んで、食べ過ぎないようにして、胃腸を常に健康にしておきましょう
アトピーのアレルゲン対策
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アトピー性皮膚炎のアレルゲンのなかで、年齢を問わず多くの患者にみられるのは「ダニ」
検査をすると、約7割の患者がダニに陽性を示すと言われています
ハウスダスト(部屋のほこり)のなかにもダニはたくさん含まれているので、部屋を清潔に保つことは、アトピー性皮膚炎対策として重要です
そしてダニは生きているうちに、梅雨から秋口の活動期にシートにおびき寄せて退治しておくことが楽で良いです
生きているダニが秋の終わりには死骸となって、ホコリに混じって空気中に飛散するとアレルゲンになります
なので生きているうちに、香りでダニをおびき寄せ、シートごと捨てる方法がおすすめです
ダニ取りシートは3ヶ月、置きっぱなしで良いので、寝室や居間に設置しておいてください
ダニ捕りシート「ダニピタ君」のお得な販売店の記事も参考にしてください↓
アトピーの方のスキンケア
アトピーのスキンケアのポイント↓
- 入浴は、毎日
- かゆみを感じるほどの熱湯は使用しない
- 石鹸やシャンプーは、天然の成分のみを使用した物
- 入浴後5分以内に、保湿剤をつける
- 衣類の洗剤は、界面活性剤の含有量の少ない物を選ぶ
保湿剤「アトピスマイル」
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「アトピスマイル」はアトピーの方を念頭に置いて研究開発されたものです
ジュクジュクした部分に、保湿クリームは使えませんが、アトピーがある程度落ち着いた箇所につけてください
アトピスマイルの商品概要
アトピスマイルの良い点は、お肌の表面を潤すだけに留まらず、お肌の細胞自体を改善する点
一般の保湿剤のように肌表面を一時的に保護するものとは異なり、肌自らがうるおう健やかな肌へと改善します
その場限りの対策ではなく、アトピー肌を根本から健康なお肌にする点は「アトピスマイル」ならでわの長所です
うちの子供もアトピー性皮膚炎で「アトピスマイル」を使っていました
アトピーに加えたい非ステロイド「アトピスマイルクリーム」効果と私の体験の記事もご参考にしてください↓
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